かりんちゃんに出会うまで(1)

 我が家のかりんちゃんは、ネットブラウズしているときに、たまたま目にとまった猫さんでした。1枚の「里親募集」という猫(かりんちゃん)の写真を見つけたのです。そこからどうして「かりんちゃん」を我が家に迎えることになったのか記録しておきたいと思います。

 私はWeb作成を教えているため、簡単なショップのサンプルを探していたのですが、そのとき、ペットショップのサイトにアクセスしていました。ショップのサイトからなぜか「里親募集」にいきついたのかははっきり覚えていません。

 昼休みにちらっと見つけた「かりんちゃん」という名前と年齢で、後でサイトを検索して保護猫シェルターのサイトにたどりつきました。

 なぜわざわざ探したかというと、写真内の猫の気の強そうな目と緊張した感じが気になったからです。それと猫の年齢。保護猫でも貰い手がすぐ見つかるのは子猫。さすがに10歳というのは里親を見つけるのが難しい。なにしろ、お座りしたポーズで我が家の猫が犬に追い詰められたときのような真剣な目つきをしていたのですから。。。

 保護猫シェルターに収容されているシニア猫(7,8歳以上)はほとんどが高齢者の飼育放棄(または飼い主死亡)によるものです。野良ネコとして長く生活することは難しいからです。(野良猫の平均寿命は5歳以下です)

 さらに長く野良生活をしていて、猫エイズ白血病など伝染性の感染症にかかっていない猫はほんとうにまれです。

 かりんちゃんが暮らしている保護猫シェルター(社団法人アニマルエイド)では、各猫の履歴書をネットに載せていて、さらに定期的に現在のシェルターでの様子を更新しています。

 それで、「かりんちゃん」のページを「お気に入り」に登録し、ときどきチェックしてみることにしました。