かりんちゃんに会うまで(2)

 かりんちゃんの記事を定期的に読むようになったころは、ちょうど我が家の猫が20歳と3か月で旅立ったころでした。2年以上毎週病院通いが続いていたのでこの猫が死んだら、猫を飼うのはやめようと思っていました。猫は飼い猫なら20年近く生きます。これから20年猫の面倒を見られる自信はなかったからです。

 ペットショップでも、60歳以上の世帯には子猫を売らないのだそうです。当然保護猫のシェルターも同様の規定があります。さらに保護猫シェルターでは、猫を引き取る際に、完全室内飼育が原則なので、我が家のような古い日本家屋では無理だと思っていました。ですから、猫を飼うのは飼うのはやめてボランティアでもしようか。。何より、猫の世話で疲れてしばらくゆっくりしたいという気持ちがあったので、猫をかいたいから、シェルターのサイトをチェックしているわけではなかったのですが。。。

 かりんちゃんのページを定期的にみるようになって2か月ほどたって、記事が更新されなくなったことに気づきました。保護猫のリストには載っているので里親が決まったわけではなさそうですが、なんだか気になりました。

 まだ、猫を引き取るつもりはなかったのでシェルターに「かりんちゃん、どうしたんですか」と訊くのも気がひけてしばらくやきもきしていました。