4月18日

日本語を普段ちゃんと聞いている、または読んでいるかどうか。このごろ日本語から英語に訳そうとして日本語を読むと、今まできがつかなかったことに気づくことがあります。

実はこの現象は以前 小泉純一郎元首相の演説を英語にしようとしたときに気づいてはいたのですが、短い文章でも日本語の矛盾を見逃すと思っていませんでした。

「医者で腰のX線を撮った」--日本人なら「病院で腰のX線を撮った」と解釈してしまうようです。この文章、かなりの人数の日本人が目にしているはずですが、だれも訳す前に問題提起をしていませんでした。

 しかし、だらだらと日本語を話すと長ーい文章に主語と動詞がなかったりするのに、なぜ気がつかないんだろうと不思議に思います。