9月25日

今日が実技課題の提出期限ですが、終わっていない生徒が多数。

今日だけで終わると思っているのが、そもそも間違いなのですが、生徒たちがそう思っているのには原因がありそうです。実技課題で不合格になってもレポート1枚で再試のかわりに単位を出す講師が多いからです。どうせおちてもかまわないと思っているような気がします。

 私は実技課題で不合格になったら、再試やレポートではなく、実技課題の再提出をするように予め実技課題実施計画を提出しているのですが、講師としては少数派のようです。

 実際、今日担任に、「足をけがして入院している生徒、課題は提出できないし、病院にパソコンもないのでレポートにしてもらえませんか」と訊かれました。他の生徒の前でそんな話をするのはまずいだろうと思いながら、レポートの内容をメイルで知らせました。もちろん、他の生徒には、締め切りに間に合わないので一旦不合格にして、再試の形式を特別にレポートにするつもりだと説明しました。

 なにしろ、「実技課題できないからわざとけがしたんじゃないか?」などという生徒がいる状態なので、不公平な取り扱いは当然さけたいところです。

 なんだか、生徒は先生をなめているし、先生方は生徒の出来と行動をなげいているし、あまり良い状況とはいえないみたいです。毎年こんな感じではあるのですが、どっちにも同情できません。